こんにちは!森田恵美子です。
昨日は記者発表も無事すみ、本日はキックオフのパーティーです。
よくフェイスブックなどで招待されてないけど行ってもいいの?
という質問がありますが勿論遊びにきて下さい。
どなたでもルーチューに興味を持っていらっしゃる方は大歓迎です。
どうぞルーチューを可愛がって応援してくださいね。
さて、LOOCHOO展の面白さのひとつに
「アートとデザインを一緒にみせる」というものがあります。
アートとデザインという一見似ているようで違うものを同じ展示会でみせるって
私もすすめながら感じたのですが本当に大変!
でも凄い面白い!!!
アートって何だろう?デザインてなんだろう?その違いって何?
共通点は?などなど
いろんな疑問が知れば知るほど出てくると言う感じです。
それで去年から勉強中の私個人が色んな方々にインタヴューした
『アートとデザイン』についてのテキストをせっかくなので
このブログでも紹介していきたいと思います。
だってLOOCHOOをする為にインタヴューをしてきたものですもの。
中にはメンバーのテキストもあります。
これから改めてインタヴューしたいとも思っているので
私からリクエストがあった方、どうぞ宜しくお願いしますね。
前置きが長くなりました。
第一回は那覇市松尾のファッションブランドピクチャーズデザイナーの大城司さんです。
彼は昨年5月にロンドンのブリックレーンのギャラリーで津波博美と実行委員の野田祐子と
三人展をひらきました。※
O*Levitate
今思えば、あのショーは今回のLOOCHOOに繋がる大きな経験となるものでした。
その大城さんの考えるアートとデザインです。
大城司PICTURESデザイナー
アートは作者の意識の高さにより存在していると思います。
その高い意識を「現実」に解釈し直したのがデザインだと思っています。
アートが「疑問」を投げかけているうちはそれなりに価値があると思いますが。
解りきったこととして理解されたとたんに役割が終わると思います。
アートを見た時のあのばつの悪さは何なんだろう?といつも思います。
理解していないからだとは思いません。
自分なりの課題を見つけたからだと思います。
「いますぐ帰って自分の仕事をしよう!」と思うのです。
デザインする時に意識するのは
自分でも解らない、まだ見たことの無い風景を描けるか?ということです。
新しいってなんだろう?といつも思います。
単純に、いままで世の中に存在しない物が作れたらそれでいいと思います。
実用を伴って愛されたなら最高です。
地球の反対側にいても「その服、ピクチャーズの服でしょう?」と
言われるデザインが出来たらいいと思います。
いまの現実に自分なりの「答え」を出すのがデザインの仕事だと思っています。
「僕が作るからピクチャーズなんだ」と言えたらいい。
(津波博美さんが撮ったバルーンスカート)
ロンドンのイベントのショップカードとして使わさせていただきました。